群馬 腰痛 骨盤矯正 股関節 肩こり ぎっくり腰 急性 膝痛 頭痛 足痛 肩関節痛

ヘルニアについて

ヘルニア摘出手術についての疑問

T2MRI T2MRI

(左)2008/03  (右)2008/11
 
椎間板ヘルニアが自然縮小することが知られているのは、MRI・CTの普及によるものである。
しかし、へルニアが自然縮小する機序はいまだ明らかにはされていない。

  • 中村らの報告では100例の摘出ヘルニア免疫組織所見及び兎硬膜外に移植の椎間板所見
    ①脱出ヘルニアが早いものでは3ヶ月で消失する。
    ②ヘルニア塊の辺縁に新生血管を伴う肉芽組織の形成とマクロファージを、主とした炎症細胞が起こり貪食によりヘルニアが消失する。
    ③終板軟骨や線維輪よりも髄核により強い吸収反応が起こる。
    ④硬膜外に脱出した椎間板脱出・分離脱出タイプのヘルニアと、硬膜を穿破していなくても椎体と後縦靭帯の間subligmentousに脱出したヘルニアに吸収反応が起こる1。


  • 後方線維輪や後縦靭帯を破ったヘルニアが周囲の組織や微小血管の内皮細胞を損傷することで、そこからマクロファージからMCP-1産生された1L-1β.TNFαなどのサイトカインがごく早期に放出される。これらのサイトカインがヘルニア内の軟骨細胞、特に髄核細胞自身からMCP-1の産生を誘導し、一連の吸収反応が開始されると考えられる1・3。

  • 小林らは電子顕微鏡からマクロファージによりヘルニアが貪食されることを証明した。浸潤細胞にはマクロファージ以外に顆粒球・リンパ球が認められたが主はマクロファージである。
    これらが異物と判断して食作用する2。


(参考、紹介文に引用した文献を記載しました。)
1)  中村孝行文ほか: 腰椎椎間板ヘルニアの自然吸収のメカニズムは解明されたか 
   脊椎脊髄、18(2):148-150,2005

2)  小林茂ほか: 腰椎椎間板ヘルニアの自然縮小機序、病理組織像および電顕像による観察、 整・災外、39:3-14,1996 

3)  Takahashi H,Sguro T,Okajima Y:Inflammatory cytokines in the herniated disc of the lumbar spine.Spine 21:218-224,1996 


自然縮小か外部介入による影響なのか不明だがヘルニアは縮小することがある。

ヘルニア細胞のMCP-1産生を誘導するサイトカインの発生部位がはっきりしていない。吸収反応の速度はヘルニア周囲の環境や組織成分によって異なるため予測が難しい。メカニズムの解明はされていない。また、全てのタイプのヘルニアが自然吸収するとは限らず若年性・膨隆型・突出型などは吸収しづらいようである。

治療の外部介入圧力でヘルニアが中心に移動しているわけではなく。吸収は生体反応によるもので積み木崩し的な発想で椎間板が凹むことではない。

自然縮小か外部介入によるのか不明だがヘルニアは縮小することがある。

ところで、アクティベータからの最適な刺激が周辺組織・血管受容器を刺激し吸収反応を促進したのか考えられないか?

再三にわたり言っているが健康群の80%にヘルニアが見つかるようなので症状とヘルニアが関連していないことを強調しておきたい。

ヘルニアが改善したから症状が改善したと一致はしない。
ですから当室にヘルニアを治してほしいと言われても・・・・
それでも切除しますか?




a:13079 t:4 y:6

powered by Quick Homepage Maker 5.3
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional