口のかゆみがシラカバ・ハンノキが原因
口のかゆみがシラカバ・ハンノキが原因
近年増加している口腔アレルギー(OAS)。欧州・北海道にシラカバの花粉に反応している方が、リンゴ・桃などのバラ科の植物を食べた際に、口の中のかゆみ・のどに違和感を訴える方がいる。
ところが・・・シラカバのない関東以南地方でもハンノキの花粉に反発症状を示す方が同じ症状を訴えている。シラカバとハンノキは同じカバノキ科だそうだ。血液検査でハンノキ花粉にアレルギー反応が認められる4人のうち1人にこのような症状が出る。
ちなみにシラカバに交差反応が報告されている果物・野菜。バラ科(リンゴ、西洋なし、サクランボ、桃、スモモ、アンズ、アーモンド)、セリ科(セロリ・ニンジン)、ナス科(ポテト)、マタタビ科(キウイ)、カバノキ科(へーゼルナッツ)、ウルシ科(マンゴー)、シシトウガラシなど。 「大人のアレルギーは腸で治す」藤田紘一郎 著より