冷え性
冷え性
冷え性の一番の原因は免疫系異常ではないかと私は考える。
なぜ冷え性が免疫系異常なのか追って説明する。
「冷えは万病の元」と言われている。
では冷さなければ改善するのかと言えば、そうとも言えない。
逆に温熱をすれば改善するのか
足を冷さない・ヒート繊維商品・足温・足湯、これらは従来通りの処方である。そして、疑いもなく実践してきた。
しかし、従来通りの処方で冷え性から脱せず年々、冷え性に悩まされている。だから、従来の処方を疑ってみる必要がある。
冷え感の患者で、「手足を触っても冷えてない」ケースが多くあった。むしろ、私よりも手足が温かくなぜ冷え感じるのか。
手足が冷えているから冷え性とは限らない。むしろ手足は外気に晒(さら)されておりむしろ末梢(まっしょう)である手足が冷たいのが普通である。心臓から遠い程体温は低くなる。
手足先は温度感覚に敏感であり、外気温の情報を体内温度が一定に保たれるよう体温調節し血流量を変化させる。
手足先はテレビアンテナの役割で、アンテナに布団や手袋などを被(かぶ)せると受信感度が低下し映りが悪化する。冷えを感じる
手足の冷えではなく、内臓の冷えである。
冷え性対策で靴下を何重にしていればいるほど、冷え性は改善しない。過保護にすればするほど冷えてくる。
手先・足先に温度センサーがある。ここに手袋・靴下を何重にしていると外部環境と内部環境の温度差に隔たりを生じ、変化に対応できなくなる。
従って脳は寒くない環境にいると判断し、血流は
冷え性を訴える患者の手先を触ると私より温かいことがあった。また冷えを訴える患者の大半、重度の花粉症・化学物質過敏症(CS)・電磁波過敏症(ES)・食物アレルギー、金属アレルギーなどのアレルギー体質であった。
①40代女性、学生時代より夏冬に関係なく一年中ホッカイロが手放せない。お腹・仙骨・背中などに貼り付けて仕事をする。CS・ES共に体調不良。
②30代女性、小学生より重度の花粉症で悩まされる。
③10代女性学生、小児アトピーを経験。果糖・パン摂取過剰。
④40代男性、重度花粉症・メロンを食べるとのどがかゆくなる。
扇風機・クーラーが苦手、暖房は問題なし。
共通することは夏冬に関係なく冷え性であった。
これから一番大切な事を書く。